ウッディアレンが大好きだから類は友を呼ぶというのか、それぞれのウッディアレン愛があって興味深いものがあります。ウッディアレンのおすすめ作品や好きな作品は何か?ウッディアレンのファンに聞いてみました。やはり不動の人気は名作「マンハッタン」で文句無しの1位です。
ウッディアレンファンに聞いた、ウッディアレンのおすすめ作品は?
年に1作品映画を作っているウッディアレンですが、どの作品も独特の世界観がありますよね。
「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」を見て、早く次を見たい!と思っているのはウッディアレンファン共通の思いですね。
ファンにはそれぞれに好きな作品や思い入れのある作品がありますよね。
今日はウッディアレンファンに、あなたの好きなウッディアレンの作品は何か?聞いてみました!
やはりこの映画は誰もがあげるウッディアレン作品の中でもナンバーワンなのでしょうね。
マンハッタン
離婚歴があり小説家に転向しようとしている42歳の中年放送作家アイザックは、現在ダンサーを目指す17歳少女トレーシーと付き合っている。
が、年齢差を考えると別れるべきかと思っているところに友人の紹介で、女性ジャーナリストのメリーと出会う。
知的で自分と同様に離婚経験があるメリーにどんどん惹かれていく。
マンハッタンを舞台に、ガーシュインの音楽とモノクロームの映像がスタイリッシュなウディ・アレン初期の傑作作品。

ウディ・アレンお得意の、知的でシニカルな会話や、小柄な風貌を活かしたコミカルな演技を随所に散りばめられていて、繰り返し観ても飽きません!
1時間30分程度の短めな作品である分、とてもテンポが良いのよね。
42歳の中年オヤジと17歳少女との恋愛関係も全く違和感がなく描くことができるのは、多様な価値観が認められるニューヨークならではなのかなと思いますね~。
(これが日本映画だったらまずそっちばかりが目に付くのかもしれません…)
ウディとダイアン・キートンはやはり名コンビ!
2人の掛け合いがあってこそ、この作品がさらに名作になっているんだと思う。

とにかく身勝手に振る舞う大人たち。
自分に毒が回る事も恐れず人生を突っ走るんだよなあ。
人間は40も超えるとこんなになってしまうのかなあ?
17歳の恋人トレーシーが一番大人の考えを持っているのは、将来の希望と生命力を蓄えているからなんだろうね。
まったく大人共め、少しは若い人のために生きなさいよ!と説教したくなりましたよ~(笑)
モノクロームのフイルムとマンハッタンの街と音楽の競演で不思議なカタルシスと生命力みたいなモノを感じとれる素晴らしい映画!

主人公が離婚した妻に私生活を暴露されるという展開には正直ドン引きでしたが、ウッディアレンの私生活なら仕方ないかと生温かい目で見ていました(笑)
やはり人生の選択が裏目に出るときのエピソードは彼の映画の真骨頂ですよね。

ニューヨーカー、ウッディアレンのドタバタ私生活も面白いが、オープニングとエンディングに使われるガーシュインの「ラプソティ・イン・ブルー」が印象的!
ハチャメチャな主人公を救うラストシーンは一生忘れらない名シーンだよ~

ガーシュインの名曲『ラプソディ・イン・ブルー』に合わせて幕が開けるオープニング、クイーンズボロー橋を前にベンチで語り合うシーン、雨の博物館デート、夜のマンハッタンを馬車で巡るデートなど、モノクロならではの映像美がとにかくステキなの!
あなたの好きなウッディアレン作品は何ですか?
次は人気の2位を紹介しますね。