ジャミンゼブコンサート2020★シネマ&ミュージカル感想


ジャミンゼブ(jammin’ Zeb)のコンサート、シネマ&ミュージカルをよみうり大手町ホールでたっぷり楽しんで来ました!ミュージカルファンの私にとって今回のコンサートは絶対に外せません。ジャンルに関わらず何でも器用にこなす彼らのミュージカルナンバーは最高でした!

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ジャミンゼブコンサート★シネマ&ミュージカル感想

 

オープニングは「ニューヨーク・ニューヨーク」

フランクシナトラばりにレンセイさんがカッコよく歌う「ニューヨーク・ニューヨーク」で心はもうシネマ&ミュージカルの世界にどっぷり浸っていました。
もう今日のコンサートは久しぶりということもあり、期待値マックスです。

チャップリンの「スマイル」、カサブランカの「As time goes by」とコンサートは進んで行きます。
コージローさんの情感たっぷりの「スマイル」はこの状況下、特別心に響きました。
コロナの影響でコンサートが中止、中止の連続で、一番辛かったのはジャミンゼブの皆さんのはずなのに、この「スマイル」を聞いて逆に慰められました。

心が痛んでいる時もスマイル
崩れそうな時もスマイル

と、いつもとびきりの笑顔のコージローさんが語りかけるように歌う「スマイル」は、今この時期にピッタリの選曲だったと思います。
バラード王子がさらに表現力を増して、もう反則というぐらいハートをわしづかみにしてくる
気持ちがビンビン伝わってきて、感動して泣きそうになりました。
やはりライブの感動に勝るものは無いですね。

 

私が特に楽しみにしていたのがミュージカルナンバー。
「オペラ座の怪人」「レ・ミゼラブル」など、メドレーで名曲を歌いついでいくのですが、ミュージカルの感動が甦ってきます。

レミゼのナンバーを聞いていると、3.11の東日本大震災の直後に帝劇で見たレミゼの舞台を思い出しました。
あの時はまだ余震が続く中、帝劇の開演時間も遅れ、やっと幕が上がったらもう世界は1800年代のフランス。
ジャンバルジャンを追うジャベールはフロックコートが似合う岡幸二郎さんで、あまりの素晴らしさに手が真っ赤になるほど拍手をしていました。
歌が素晴らしいだけではなく、存在そのものがジャベール!
私の中でジャベールといえば、岡幸二郎さんです。

そんな私のレミゼ愛がふつふつと湧き上がってきたジャミンのレミゼメドレー。
圧巻は「民衆の歌」で、革命に向かう民衆の熱い高揚感がとても表現されています。

 

そして、コロナ下でミュージカル「ジャージーボーイズ」も上演中止となり、この中でも多くのアーティストに歌い継がれている「君の瞳に恋してる」はレンセイさんで。
七色の声かと思うほど、楽曲によって声が変わり、この曲のレンセイさんはウィスパーボイス。
ジャミンファンからも歌って欲しい歌の上位にランクインした人気の曲です。

こんな楽しいコンサートも終わりを告げるラストソングが来てしまうんですね。
この曲もとても素敵な三文オペラから「マックザナイフ」
スウィンギーなステキな曲なのに、歌詞は「マッキーはジャックナイフを密かに隠し持ってるんだ」なんて、結構怖いこと言ってるんですね。
元々三文オペラはロンドンの貧民街のギャングと乞食たちを牛耳る元締めといった人たちが繰り広げるミュージカルで、その劇中で歌われたのがマックザナイフ。
歌詞からおどろおどろしい世界観が感じられるのですが、それをレンセイさんのよく動く瞳が表現していて、とてもドラマチックな一曲です。

 

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