東京は緊急事態宣言が出たばかりで東京宝塚劇場も休演にならないかと心配していました。が、無事に初日の幕が開き、9日にアナスタシアを観劇しました。これほど素晴らしいとは!期待以上の感動でした。キャストもピッタリで今の充実した宙組にふさわしいミュージカルだと思いました。
宝塚アナスタシアの感想
予備知識ゼロで宙組アナスタシアを観劇しました。
ストーリーの予習もせず、配役はトップコンビと2番手のキキちゃんまでしかおさえていなかったという、本当に事前インプット無しでのアナスタシアでした。
が!こんなにも素晴らしい出来だったとは
期待以上だし、宙組の充実度がわかる作品でした。
ディミトリのゆりかさん(真風涼帆)もアーニャのまどかさん(星風まどか)も、この二人以外に考えられないキャスティングなのでは?と思いました。
グレブのキキちゃん(芹香斗亜)も出番は少ないながらも存在感が光っていて良かった!
1幕の最初の方の演説のシーンは明瞭なセリフ回しで物語のキーパーソンになることがわかったし、ラストのピストルの場面ではとても引き込まれました。
キキちゃん、すごい二番手になったなあ、と感動しまくり。
お芝居で抑えた役柄だった分、フィナーレのキラキラした笑顔がステキだった
今が旬なのではないでしょうか。
そしてトップコンビと共に出ずっぱりのヴラドのずんちゃん(桜木みなと)。
軽妙なセリフ回しで、あのオーシャンズでテリー・ベネディクトをやった人?と、引き出しの多さに関心してしまいました。
で、リリーの歌が上手すぎて、「あれ、宙組にこんな娘役さん、いたかしら?」と思っていたら、そらくん(和希そら)だったのですね。
本当にお芝居も歌もダンスも三拍子揃った男役スターさんで、宙組の層の厚さを感じます。
それにとてもお似合いのまかまどコンビも見納めなんですよね
まどかちゃん、専科に行ってしまうけど、きっと華ちゃんの後任として花組トップになるんだろうな、と思っています。
まどかちゃんって、歌が上手で顔が小さくてスタイルが良くて可愛い、という宝塚のザ・娘役!みたいな人だから、まだまだ辞めて欲しくはないものね。
東京宝塚劇場が祝20周年!
東京宝塚劇場が20周年なんですね。
客席にプレゼントが置かれていて、こんな大変な時期なのに、こんなことしてくれるなんて!めちゃくちゃ感動しました
ブランケットのお土産↓
もう20年も経つのですね。。。
東京宝塚劇場リニューアルまでの間、1000days劇場に通った日が20年前だなんて
月日が経つのは早い。
宝塚アナスタシアのまとめ
緊急事態宣言が発令されて大きな劇場が上演をするのは気がひけるかもしれない。
それに外部のミュージカルではコロナに感染した人が出て上演中止になったところもあります。
月組の時もコロナ下での上演でしたが、この長丁場で一人でも感染者が出ると上演中止となるところ、見事に千秋楽を迎えることが出来ました。
スタッフの方を含め、生徒の皆さんの絶対に感染しない、という努力には頭が下がります。
どうか宙組の皆さんも千秋楽を無事に迎えることが出来ますように祈っています。